サステナビリティ方針
基本的な考え方
当社では、「世界をエンターテインする。クリエイターと共振する。」というミッションを掲げております。ミッション実現のための事業活動を通じ、当社自身の企業価値向上はもちろん、従業員、取引先、及び社内外のクリエイターを含むステークホルダーとの関わりや技術開発等を通じた、ゲームをはじめとするエンターテインメント業界への貢献や社会課題の解決への貢献等による、持続可能な社会の構築にも寄与できると考えております。
組織の哲学である「成長とつながり」に則り、当社グループを取り巻く事業環境や経営状況、事業ステージといったさまざまな要素を考慮した上で、自他ともに持続可能な成長に向けた活動を行ってまいります。
取組内容
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環境
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- ペーパーレス
「DocuSign eSignature」(https://www.docusign.jp/products/electronic-signature)を用いた契約書等への電子署名、従業員へのPC配布や全会議室へのモニター設置等による紙での会議資料の削減、「保護(まもる)くん」(株式会社日本パープル、https://www.mamoru-kun.com/)による紙資源のリサイクル等を通じたペーパーレス化、及び紙資源のリサイクルを促進し、環境負荷の軽減とともに、業務効率向上や情報漏洩対策を行っております。 - 電力使用量
オフィス照明のLED化、照明及び冷暖房のタイマー制御による自動消灯・停止等によって電力利用量を抑制することで、快適なオフィス環境と環境負荷低減の両立を図っております。
- ペーパーレス
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社会
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【お客様に対して】
お客様に長く安心してゲームをお楽しみいただけるよう、ゲームの利用環境向上の取組を行っております。
- 品質管理
「顧客とプロダクトの満足度最大化」を追求し、ゲーム制作における「検証」および「カスタマーサポート」を主に担うCAPS(Customer And Product Satisfaction)チームに加え、ユーザーサポートやゲーム製品チェック、品質改善を担うアカツキ福岡、ゲームの海外展開、多言語カスタマーサポートを担うアカツキ台湾といった関連会社を含め、グループ一体となってゲーム品質の維持向上を図っております。 - 安全なゲーム環境
ゲームにおいては、ゲーム内アイテム等をオークションサイト等において売買するリアル・マネー・トレードや、不適切な水準での有料アイテム出現確率、及び未成年による課金問題等が社会的な問題となっております。当社グループは、こうした状況を踏まえ、ゲーム業界の健全性や成長性を損なうことのないように対応していくことが、重要な課題であると認識しており、各種法的規制や業界団体の自主規制を遵守しております。また、法的規制や新たな法令の制定に適切に対応していくことが重要であると考え、業界団体からの情報収集を適時に行っております。 - システム管理体制の強化
ゲームのユーザーは、インターネットへアクセスできる環境であれば、インターネットへ接続可能なモバイル端末等を利用して、時間や場所を問わず利用することが可能となっております。このため、多数のユーザーが同時にアクセスした場合、システムに一時的に負荷がかかり、ゲームの提供に支障が生じることがあります。当社グループは、システム稼働の安定性を確保することが重要であると認識しており、システム管理やシステム基盤の強化に継続的に取り組んでまいります。
(関連情報)
オウンドメディア「Akatsuki Hackers Lab」にて、エンジニアからの情報発信を行っております。【従業員に対して】
アカツキではインスピレーショナルなものづくりや、働くということの幸福を感じられる組織として成長することを大切にしており、従業員の成長や、快適に働くことをサポートできる環境の整備に取り組んでおります。
- 福利厚生・制度
教育/研修制度、従業員同士のコミュニケーション促進制度などの様々な福利厚生や制度を整備しております。
(関連情報)
採用情報:福利厚生・制度 - ダイバーシティ&インクルージョン
性別、年齢、ライフステージ、民族、文化、宗教、障がいの有無、性的指向・自認などに関わらず、アカツキのビジョン・ミッションに共感して一緒にチャレンジする人を応援し、個性に配慮したサポートを行います。
【エコシステムに対して】
- オープンソースソフトウェアへの貢献
アカツキではCSR活動の一貫としてオープンソースソフトウェア(以下OSS)への貢献を推進しています。
アカツキで開発/運用しているコンテンツは多大なるOSSの力を借りて成り立っていることへのお返しとして、OSSへの貢献は重要だと考えています。またその成果がいずれアカツキへのプラスとなる相乗効果も期待されます。
業務で得た知見をOSSへフィードバックすることはもちろん、OSS活動をされる方のバックアップも積極的に推進しております。アカツキには多くのRubyやRuby on RailsなどのOSSコミッターが所属しており、団体や取り組みのスポンサー*も実施しています。
* Ruby Association, The Linux Foundation/Cloud Native Computing Foundation, RubyKaigiほか
(関連情報)
Akatsuki Hackers Lab記事:Rubyへの累計コミット数18,000以上。アカツキ所属のパッチモンスター中田さんに機能の開発秘話を聞いた
当社プレスリリース:アカツキ、新たな技術顧問に日本唯一のRubyとLinuxカーネル、デュアルコミッタである小崎 資広氏を招聘。自社と社会両軸で価値貢献するプロフェッショナル組織へ - 研究開発
コンピューターグラフィックスの技術と研究を発表するための世界有数のカンファレンス「ACM SIGGRAPH」において、2018年、2019年および2021年のVR/AR/MR部門での展示プロジェクトとして採択されました。
(関連情報)
当社プレスリリース:SIGGRAPH 2023のVR/AR/MR部門「Immersive Pavilion Village」の展示プロジェクトとして、エンジニアの技術研究が選出されました
Akatsuki Voice記事:アカツキR&Dチーム、世界最大CG技術の祭典「SIGGRAPH 2018」でAR技術研究を発表 - 神山まるごと高専
熱意のある若者が世の中を変えていける人材として成長することを支援するため、企業版ふるさと納税制度を活用した「神山まるごと高専」への支援を行っております。
(関連情報)
当社プレスリリース:アカツキが「神山まるごと高専」の開校を支援〜企業版ふるさと納税を活用し、若者の実践型教育をサポート〜
- 品質管理
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ガバナンス
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- コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、当社サービスを利用するユーザーはもちろん、株主や投資家の皆様、取引先等の本質的な需要を満たし、社会的に貢献するサービスを提供することで、あらゆるステークホルダーから当社に対して継続的な信頼を得ることが重要であると認識しております。
当該認識のもと、当社の取締役、監査役、従業員は、それぞれが求められる役割を理解し、法令、社会規範、倫理などについて継続的に意識の維持向上を図り、適正かつ効率的な経営活動に取り組みながら、コーポレート・ガバナンスの充実に努めております。
- コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方