発明を支える基盤組織 05

強い意志で選んだグローバル拠点「台湾」の力

「アカツキの」グローバル展開とは?

ゲームを全世界へ展開できる「確かな基盤」を自社で持っていること。これは、アカツキの大きな強みです。
私がいるAkatsuki Taiwan Inc.(アカツキ台湾)は、アカツキのグローバル拠点です。アカツキが日本で開発したゲームのローカライズと世界各国への配信を担っています。
アカツキ台湾は設立してからまもなく4年になります(2018年6月現在)。当時、競合他社は世界中に拠点をおき、分散したアプローチで海外展開を行っていました。しかし、アカツキは「台湾から全世界へ展開する方法」を強い意志で選びました。
日本のコンテンツのグローバル展開に非常に向いている国はどこか?それが「台湾」だと結論付けました。親日的な国民性に加え、日本との距離の近さ、そして文化は、違えども大きなギャップがないこと。さらには、グローバルな視点を持つ人材が大変多いこと。それが台湾の魅力です。
アカツキ台湾には、現在100人以上が在籍していますが、全員が最低でも2つの言語を話せます。日本、アメリカ、フランスなどに留学経験のあるメンバーも多数います。
設立に際してはCOOの香田がコミットし、現地で台湾メンバーの採用面接を行いました。そこで重視したのは「アカツキの文化への適応性」。一人ひとりと向き合って、共にアカツキ台湾を創ってくれるメンバーを決めました。設立後も台湾では「アカツキの文化形成」の視点でチームビルディングを重ねています。
アカツキのグローバル展開には、大きく2つの特徴があります。
1つは、ご紹介した私たち台湾のチームです。現在運営してるゲームでは4言語のサポートをしていますが、そのすべてに、それぞれネイティブの人材がついています。翻訳、ゲームの内容、マーケティング方法についてなど、必ずその国に明るいメンバーが担当することで、クオリティと現地適応性の観点も含めたレビューが実現できます。
もう1つの特徴は、台湾チームと日本チームの強い協力体制です。双方のチームが担当国バージョンの最大化だけを考えるのではなく、常にリリース国の垣根を超えて「全体」をどう最大化できるかをディスカッションしています。国も言語も文化も、すべてが違うメンバー同士で「世界に向けて、全体をどう最大化できるか話し合う」なんてことは、決して当たり前にできる訳ではありません。では、なぜアカツキではそれができるのか?といえば、それは「共通の文化があるから」よりほかありません。アカツキの文化が皆に根づいているおかげで、お互いを尊重しつつも、遠慮なく想いをぶつけ合える関係が築けます。そのカルチャーをもとに、さらに良好な関係へと高めていくために、日台メンバー同士、日本と台湾を活発に行き来して交流やディスカッションする機会も多く設けています。
現在、この日台またいだ多国籍チームが担当してきたゲームタイトルは、世界各国で何度も首位を獲得。このような素晴らしいゲームの運営に携っていることに、台湾のメンバーは誇りを持っています。

これからの海外展開は、どんなものに?

グローバル展開においても、アカツキの「ユーザーの皆さまに、さらなる感動体験をお届けすること」は最も大切なことだと考えいています。
その実現においては、課題もあります。例えば、海外版と日本版のリリースと運用のスケジュールに時差があることです。日本発のゲームの場合、後発国となる海外版ユーザーの皆さまは先発国のゲームを見て「これからどんなキャンペーンがくるか知っている」状態になってしまいます。どの国のユーザーさんであっても、ゲームが持つ本来の驚きや面白さを感じていただくために、日本版と海外版で同時にイベントを開催したり、日本版との時差を縮めるなどで世界を1つにしていきたいと考えています。さらに、今後の新規タイトルでは、日本・海外版の同時リリースも視野に入れた挑戦をしていきます。
時差解消の他には「ローカライズ・クオリティ」の課題もあります。世界各国のユーザーの皆さまにさらに楽しんでいただくためには、日本発のゲームをそのまま翻訳するだけでは「国や地域ごとに違う楽しさ」にマッチしません。今よりも一歩踏み込んで、それぞれのマーケットを熟知したメンバーが、ローカライズを担当するのが理想的です。現在、その実現に向けて現在のマーケティングチームをパブリッシングチームへと変革中です。チームは、それぞれのマーケットの洞察を深めるためにリサーチを行うだけではなく、地域ごとのコミュニティマネジメント、ハイレベルなカスタマサポート、ローカルイベントの実施などを通じてユーザーの皆さまとより近く向き合っていけるよう計画しています。
また、さらに多くの方々にアカツキのゲームに出会い、楽しんでいただくために、対応可能な言語数も増やしていきたいと考えています。運用型のタイトルの場合、言語を追加するとことによって、バナー、お知らせ、UIなどの対応作業が増えますが、その分、ご自身の母国語でプレイできる方を増やせます。言語を増やすと同時に、各言語の翻訳クオリティもまだまだ改善の余地がありますので、この点は世界トップレベルである家庭用ゲームに負けないローカライズクオリティを目指します。
夢は、日本と台湾チームでゲームを共同開発して、グローバルで大ヒットすること!未来のために、私たちは挑戦を続けます!

Rens Verstegen(レンス・ヴェルステゲン)

オランダ出身。Fontys大学卒(情報工学)。エンジニア資格取得後、2006年に来日。一橋大学に留学。2008年日本の大手ゲーム会社に入社。2013年1月エンジニアとしてアカツキに参画。以降、開発PM、中国展開に際してはビジネス・デベロップメントなどのロールを経て2014年9月よりAkatsuki Taiwan Inc.(アカツキ台湾)に。アカツキのグローバル展開を統括。

Mia Teng(ミア・テン)

台湾出身。国立台北大学卒。ゲームに対して情熱と夢を持ち、 2011年の卒業と同時にゲーム業界に足を踏み入れた。ゲーム開発、運営、マーケティングなどを経て、2015年にAkatsuki Taiwan Inc.(アカツキ台湾)にプランナーとして入社。オリジナルタイトルの海外版リーダーを経て、新規開発プロジェクトのリーダーに。

TinTin Lin (ティンティン・リン)

台湾出身。アカデミー・オブ・アート大学大学院(ゲームデザイン)卒。プランナーとしてアカツキに入社。「独特な世界観で人々を魅了するゲームを作りたい」という思いで、アイディアを”拡げる力”と”具現化する力”を日々磨き、チームと共に切磋琢磨してきた。現在は新規開発を担当。

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